指導の先生

■指揮者：児島　百代

1955年東京芸術大学声楽科卒業後、北鎌倉女子学園教諭となり1998年定年退職。1963年ヤマハホール、1969年東京文化会館小ホールでリサイタル。同年ベルリンに半年留学、帰国後県立音楽堂及び藤沢市民会館の音楽会出演。1992年鎌倉中公民館ホールで還暦リサイタル。在職中北鎌倉女子学園中楽音楽コース、高校音楽科設立に尽力。高校コーラス部を率いて全国コンクールに出場するなど声楽、合唱の指導につとめ又社会活動としてグロリア少年合唱団の育成に関与し宗教音楽のソロも受け持った。現在は西鎌倉混声コーラス、大船混声合唱団、カトリック雪ノ下教会聖歌隊、クール百音の指揮者として活動している。1999年7月より鎌倉合唱連盟理事長を務める。

■副指揮者&ヴォイストレーニング：荒井　恵美

北鎌倉女子学園音楽科、東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。二期会オペラスタジオ研究所修了。児島百代、伊原直子、戸田敏子、伊藤宣行の各氏に師事。1990,91年ドイツ留学。Ｅ・ヘフリガー、Ｅ・ウェルバ、Ｅ・ヒレマン、Ｄ・ハーパーの各氏に師事。第五回日本声楽コンクール第１位、並びに田中路子賞受賞。副賞により再び渡欧、Ｅ・ヘフリガー、Ｉ・ゲージ各氏らの元で研鑽を積む。その後、今井信子音楽監督『インターナショナル・ヒンデミット・フェスティバル』により本格的デビュー。オペラ、宗教曲、歌曲リサイタルと幅広く活躍中。活動の傍ら、ライフワークとして「未来につづく子供たちのために」という主旨に基づき、1999年「クリスマス・チャリティ・コンサート～ドイツ国際平和村におくる～」（横浜みなとみらいホール）を開催。2007年4月21日に第五回目を終えた。現在、二期会、横浜シティオペラ、鎌倉音楽クラブ、各会員。

■ピアニスト：田中　久美

北鎌倉女子学園音楽科卒業。在学中様々な学生音楽コンクールで賞を受賞。桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。卒業後渡米し研鑽を積む。現在は、歌曲、室内楽、ピアノデュオ等の演奏会に多数出演。「情熱の国スペインの風」と題し、映像とメゾ・ソプラノとピアノのコラボレーションで好評を博し、さまざまな楽器とのアンサンブルのピアノ奏者として演奏の場を広めている。ヘンデル「メサイア」、バッハ「ミサ曲ロ短調」、フォーレ「レクイエム」等といった宗教曲を主とした広い範囲での練習ピアニストを務め、昨年、ロッシーニ「スターバト・マーテル」の2台ピアノ編曲を初演、又、複数の合唱専属ピアニストを務め、合唱分野に精力的に取り組んでいる。全日本ピアノ指導者協会会員、歌曲アンサンブル研究会会員。西鎌倉混声合唱団は2000年より専属ピアニストとして務めている。